雲は穏やかだった、風は少し鼻腔にまとわりつく
空はどこまでも自分にのしかかってくるようだった
心が晴れ渡る日なんていままでなかった気がする
いつからか立ち竦むことを覚えた
胸ポケットの携帯がなる
急患だった
輸血を速く頼む、心臓マッサージを
ICUと急患センターは人でごった返していた
深く考えると手が追いつかない
その度に過失という恐怖が待っている
ピークを見定め安定した精神状態で向き合い切り抜ける
毎日生と死に向き合うと心と頭が真っ白になる
それをホワイトデイズと呼ぶ
独りただ広いグラウンドに何も考えず立ち尽くす
些細なコト、重大なこと、忘れたいことそれらが水平になったときまた歩き出す
最近子どもが新しく生まれた
あまり関係はないが生死を激しく受け入れる毎日も悪く無いと思った
心なしか日差しが明るくなった気がする
0 件のコメント:
コメントを投稿