2009年5月29日金曜日

At the party


何層にも連なる高層ビル。今朝も排気ガスの湯煙が上がる。
ちょっと深めのコートに身を包んだ老人が路上で販売している果物屋に話しかけられていた。

会長今日も良い天気ですね。これ包んどきましたどうぞ。

ぱんぱんに膨らんだ紙袋を老人は受け取ると

うんありがとう。
小さく会釈をしてある高層ビル、大企業の本社の入り口へと足を入れた。

受付でチェックインを済ますとビルの最上階にある自分の部屋へ

ここが今は一番落ち着くな・・・

そうつぶやくとコートを脱いで自分の手すり付きのふかふかした椅子へと腰を下ろした。

しばらくすると秘書が現れる

会長、お久しぶりです

うん、今日は晴れ晴れしいね。
早速だがスケジュールを教えてくれ

一時よりSWE社のワンツ会長と会食を
その後は株主様のシンポジウム
夜は政治家の木村様のパーティーが。

そうか・・・今日の夜はうちの孫の誕生日らしい
可愛いが、とんと自分の顔を覚えてない。

会長、それともう一つ
例の商品開発部長が至急10億円の開発資金を要求していますが

いいよ

は?

自由にやらせればいい。
私に出来ることは今まで釣った魚を放流すること

私は彼を信用しているし夢を持っている人間を資金面で困らせるようなことはしたくない。

はい、もうしつけておきます。

老人は紙袋をまさり、いっかのレモンを取り出した
シャクリとそれをほおばると涙が一粒落ちた。


皆天国へ行ってしまった、私の敬愛する人は。
もう自分は生まれ変わることなど無い、
私に最大の贈り物をしてくれた。

綺麗だよ。
今この目に映るものも
美味しいよ
この果物も

老人は少年のような目で黄昏れた。


街から外れた閑静な住宅街

その街の中に一校だけ高等学校がある
私立でお嬢様しか通えない学校とされている


ねぇうちさぁ、今日誕生日パーティするんだ。

本当?

兄さんは多分彼女とデートだけどおじいちゃんがたまに帰ってくるの。

美咲のおじいちゃんて確か大企業の会長じゃなかった?

よく知らないよ、でもプレゼントが豪華なんだ
みんなびっくりするくらいの。

それくらいしか印象にないなぁ、でもいい人なんだとは思う
無口だけど、私の顔はよく見ていた。

あんたも来る?
そう呼んだのは美咲がライバル視している祐子

私はいいわ

そうよねあなた自分のこと以外無関心だものね。

この言葉が気に触ったのか
突然目の前に現れた

行かせて貰うわあなたの誕生日パーティ
でもお祝い事だからお互い親しくしましょうよ

そうこなくちゃね

美咲は舌をぺろりと出した。

2009年5月27日水曜日

ホログラフィックツリー

もう30年以上前
東南アジアの密林地帯
未だ未開拓の地域を調査しようと
日本のある大学の探検隊が足を踏み入れていた

既に地球上で調査されている場所など無いくらいに思われていたときにその村はあった。
住民は皆やせ形だが恍惚の表情に満ち常に何かを追い求める少年のような若若さを皆持っていた。

調査隊は最初、住民からは蚊帳の外扱いだった
しかし、長い歳月を重ねるごとに親睦は深まり
ある事実を教えられた
ここには数十年に一度実る果実がある
それには不老の精神が宿っている。
馬鹿馬鹿しいにもほどがある。
その村の住民の秘密を信じようとしない探検隊は半ば諦めた状態でその村を去ろうとした。
しかし残ったものがいた。

18歳の少年
村の住人にある日案内され
歪曲な崖やまるでその植物をまもるかのように生い茂ったジャングルを抜けると
その果物はあった

少年は自分の目が俄に信じられなかった
果物は小粒で色が何色にも分かれていた

今は怒りの季節だな。住民がつぶやくと
カラフルに生い茂った小さな小粒を一つちぎって与えた。

おそるおそる食べるとその果物は香辛料の辛さと強烈な甘みがおそってきて
何ともほてった気分になってきた。
あまりの経験に少年はもう一粒に手を伸ばそうとしたが

だめだ、ここで食べられる量は決まっている。この木はいろいろな植物から栄養を借りて生まれ生きている。
だからこの木は一本しかない。貴重なんだ。

後からおそってくる麻薬のような飢餓感
少年は一歩間違えればこれは争奪戦にもなりかねない不思議な魔力を見いだした

そしてその夜、村では大火事が起こった

全ては焼き払われ住民のほとんどは焼け死んだ。
少年ももちろんその中の一人だった。




現代
飛行機の着陸する音がかまびすしく鳴り響く夜

繁華街で二人の青年が紙幣をせわしく数えていた


よくやったなぁ治夫

いやぁ今日の手柄は中さんのおかげだよ

とりあえず
山分けといこう


はっはっはっはっ

どうしたんだい?

今日の仕事はもうだめかと思ったよ
物を隠した場所が盲腸の手術跡だったからな。

傷口がうずいて、うずいて

なぁ、中さん

ん?

俺さぁこんど結婚する事になったんだ
とてもしおらしくてもちろんそこらの女じゃ比べものにならないほど地味だけど一途で
これからもずっと大切にしたいんだ

・・・

俺もそろそろこんな仕事に見切りをつけて明るい未来を満喫したいんだ

そうだなそろそろお前も潮時だな。
何か新しいことをやってみろ。

うん、そうするよ。

夜は終わる。

2009年5月22日金曜日

2 Strikes

The high school baseball game began

Pitcher is near the hang up .his name is konita

Konita is thinking

Yeah Im not losing absolutely win

Score is 0-0

9bottom

Count 2strikes 3 ball full base

Not forgive four ball

Catcher sign is in course slider

But

I dont want to escape

This is the judge

I will throw straight

Batter is in to the left box

Konita is right pitcher

A little advance batter

Hehehe

May be he throw straight

His eyes like a rushing cow

The motion ready for throw

He begins throw the ball at the shoulder

Yes Its a my order

Batter hit the ball

Konita closed eyes

The moment is unbelievable

Catcher and batter lost ball

Oh where is the ball ?

I confirm hit the ball

The batter struck out but reached first

The game is over

When third runner run the home base

He found the ball on the white home base

2009年5月16日土曜日

I want

3 old years girl enter the store

Hey please one ice cream
topping is.....

The salesman coming out

uhhh..
Should I select this chocolate ?
I want to eat mint source

Oh this is pretty customer
Otherwise do you have a money?

My mother will come immediately
Don't worry

Yes I decided
Everything I want

What?

Therefore I want to buy everything all there

If which you can please you buy

mom It's Ok come in come in

Slender lady appears

This is the check
This store already is mine

a girl says
Good bye and see you on this store next time

Oh shit !

2009年5月11日月曜日

リフレイン

ほら彰、あんなに山からの風景は綺麗。

あぁかぁさんそうだね

ここで昼食でもとりましょうね。
待ってて車からとってくる。


いつからだろう車や他人の歩くスピードがジェットコースターのように感じられるようになったのは
俺はあの日以来人生ががらりと変わった。
五体満足だったとき、でも時間を垂れ流すだけの空虚だった時代。
バイク事故で下半身の自由を失うまで・・・

気付かなかったことに囲まれすぎていた。
いますって吐いている空気もおいしい

一歩も自分の力で這い上がることが困難だからまるで赤ん坊のように未知なることだらけになった
そして人間関係の絆を知るよい機会にもなった。
去って行く人もいたけれど、残った人はみんな自分を誇りにしてくれた。

あれ以来感受性も花開いたのだと思う。
何気ない日常にたくさんの出来事を感じるようになった


お待たせ、今日はサンドウィッチにしてみたんだけど好きかしら?

あぁかぁさんの作るものなら何だっておいしい。

駐車場の展望台から眺める街、体が未だ自由だったとき何度も訪れた。
人間は意識し始めたときが始まりだと思った
それまで水道の蛇口からひねれば出てくるもののようにとらえられていたから

かぁさん、もう帰ろう、家族が心配するよ

そうね、あなたは自分の時間の大切さを誰よりも知ってる

事故にあってショックだったのは家族も一緒でこれからだと思った人生が急に足下が泥だらけになった。
障害者に対する偏見は見えないところで大きい
目を合わせる度ばつの悪い表情をいろいろな人から浴びせられた。

傷ついたと言うより悔しかった。
なぜ周りの人間をもっと真剣に見なかったのだろう

都合の良い人間は皆あっさりと去っていった

彰、あまり考えるのはおよしよ
かぁさんは自分が神妙な顔つきをしているときはどうにもならないことを考えていることを知っている。
車は三キロ離れた小高いおかの麓にある自宅へと進む




この書類、ボランティアから回ってきたのね
担当は・・・


はーいこっちです

区役所の窓口に新人の若い女性

こっちの窓口はまだかのう

はーいただいま
え~と障害者手当の支給ですね。この部分に署名と捺印を。


私は今一番充実していると思う。
仕事は先輩の雑用と事務手続きだけれど
人に囲まれて自分が活躍できる場所を与えられていることが幸せ
何となく今の仕事が好きだから将来はもっといろいろな人に囲まれたい


学生時代から全てが一期一会だと言うことを悟り、思い出をたくさん作ろうと心がけた
今もそれに支えられている

則子さん

はい、何でしょう?

今日は障害者のスポーツ大会があるんだけど見に行く?

いいですねぇ、是非

思い出作りはまだ始まったばかりだ。

続く