2010年1月29日金曜日

2010年1月25日月曜日

2010年1月23日土曜日

自動販売機

何かと自分は便利さにかこつけてきた。

恋愛も人付き合いも苦手で

その代わりパソコンやテレビゲームに全てを晒して

生活は億劫になってくるものだから困ったものだ

自分の欲求は如何に簡単に済ませること


 

いつもの帰り道

自動販売機で買うビールがたまらなく美味しかった

タバコもたまに買う

そのうち生活用品や食料品も自動販売機で売って欲しいと感じた

ある日の帰り道


 

ホカホカのハンバーガー三分で解凍と書いてある

冷凍したハンバーガーを多分解凍してくれる自販機だった

少々高めの値段だが

躊躇わず硬貨を入れボタンを押した


 

アツアツだった


 

暫くすると雑誌の自販機が隣にできた

毎週飽きもせず読んでいる週刊誌とエロ本

自販機だとバックナンバーも保存してあって便利だった

これにも硬貨を入れる


 


 

次の日

飲み物の自販機に牛乳やヨーグルトなどの鮮度に気をつけなければいけないものが追加されていた

インスタントコーヒーに牛乳は必須だった

後便秘気味なのでヨーグルトも

自分が望みさえすればどんどん街中には自販機が現れてくる

次は生活を彩ってくれるものが欲しい、そう願った


 

次の日

自販機を覗くと華やかで色とりどりな生花の自販機があった

菊や薔薇、カーネーション

少々高めだが蘭もある

買うか考えたが花をさす花瓶がないことに気づきその日は買わないことにした

2010年1月22日金曜日

2010年1月20日水曜日

2010年1月9日土曜日

Flat

俺は疲れ果てていた、何かが心からごっそり抜け落ちた。
いや、抜け落ちていた。
誰かとたまに飲む酒、美味しくない、いや味がないということだ。まるで夢の中だ。
煙草も癖で吸う、もはや時間の垂れ流し。

二回駆け落ちして失敗した、何のことはないただ自分が未熟だった。相手を存分に傷つけて

煙草の快楽、酒の快楽、性交渉の快楽。
一見バカバカしいけれど、時にすがる。そういうものなんだ。

やぁ、こんなところで。

振り向けば公園で上司の人間、
悩んでる時によく背中を押してもらった。

だいぶ詰まってるようだね、でもわかるもんだよ皆には。

俺はわからない他人が何を何処でどうやって
わからないことだらけならせめて相手を信頼しよう、回るのは他ならぬ自分だから、腕時計に目をやったまだ午前十時前、静まり返った街を歩いて回る。




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2010年1月4日月曜日

白い目 黒い目

虎視族は誰の力も借りずに出産する

生まれてくる子供は宝であり
唯一無二の分身でもある


独りの女が静かに生命を産み落とした
その涙は二つの結晶となった
白い結晶、黒い結晶
自分の子どもだけに伝えられるモノ


まだ赤ん坊だった二人の子供の額にその宝石を埋め込んだ
子供の額に激痛が迸った。


白い毛並みの女の子
燃えるような黒縞の男の子
二人は正反対の基質を持っていた
何でも吸収する白い目
どんなものでも追跡できる黒い目


女は幸せだった
たとえ自分の命を引き替えにこの子供を産んだとしても
静かに息を引き取ったその後二人は乳母に育てられた

愛情はふんだんにあり
二人は何ら不自由なく生活をしていた

ところが、虎視族の村は何者かに襲われてしまった
命からがらに逃げ
二人は乳母に崖から突き落とされた
生きて戻ってきて欲しい

それまではどんなことも耐えぬいて欲しい

女は深く悲しんだ

気がつくと二人はだだっ広い荒野に落とされたようだった
男の子の千里眼で見渡すとどこにも何も広がってはいなかった



諦めよう
こんな場所では希望もない
そう言って踵を返そうとすると
兄ちゃん、母さんと約束したはずだよと
絶望や悲しみを不思議に吸い取ってくれる目で兄を見つめた

そうだな
二人は歩き続けた
何も無い荒野を

ただひたすらどれだけ時間が過ぎたのかも分からない
倒れても倒れてもひたすら前を向いて


気がつくと男の子は独りだった
ベッドの上で
兄の方は介抱されていた
僕は

ベッドの上で誰かが話しかけた
良く気がついたたね


記憶がほとんど抜け落ちていた
自分の名前も年も素性も
ただ三人の面影以外は

もう心配することはないんだ
私たちは君を助けに来た

男は母親からもらった黒い宝石が額にあることを確認した

これからそれで見てもらいたいものがある
男の子はまだ誰も知る由もない世界へ足を踏み入れようとした




















ここまでいろいろなことを書いてきて
ひとつだけ悲しいと言うか腑に落ちないことがあった

それは自分で自分の物語を信じてあげれなかったこと
どうせフィクションだからと言った安易な考えは
創作姿勢にものすごく負荷を与え読み手に疑心も与える

テレビ、インターネット、本だけの情報では
払拭できない
人の話を直に聞かなくては自分の納得する物語はかけない

しばらく誰の力を借りずに自分の世界を構築する
それまで筆は休める
それが溶ける日が明日かもしれないしいつになってもこないかもしれない

しかし、何かを描きたい伝えたいというきもちは大きくなってるのだから
自分のやっていることは間違いではなかったと思う
新鮮に物事を描ける日々に感謝します

一月四日
午前七時二十二分