何かと自分は便利さにかこつけてきた。
恋愛も人付き合いも苦手で
その代わりパソコンやテレビゲームに全てを晒して
生活は億劫になってくるものだから困ったものだ
自分の欲求は如何に簡単に済ませること
いつもの帰り道
自動販売機で買うビールがたまらなく美味しかった
タバコもたまに買う
そのうち生活用品や食料品も自動販売機で売って欲しいと感じた
ある日の帰り道
ホカホカのハンバーガー三分で解凍と書いてある
冷凍したハンバーガーを多分解凍してくれる自販機だった
少々高めの値段だが
躊躇わず硬貨を入れボタンを押した
アツアツだった
暫くすると雑誌の自販機が隣にできた
毎週飽きもせず読んでいる週刊誌とエロ本
自販機だとバックナンバーも保存してあって便利だった
これにも硬貨を入れる
次の日
飲み物の自販機に牛乳やヨーグルトなどの鮮度に気をつけなければいけないものが追加されていた
インスタントコーヒーに牛乳は必須だった
後便秘気味なのでヨーグルトも
自分が望みさえすればどんどん街中には自販機が現れてくる
次は生活を彩ってくれるものが欲しい、そう願った
次の日
自販機を覗くと華やかで色とりどりな生花の自販機があった
菊や薔薇、カーネーション
少々高めだが蘭もある
買うか考えたが花をさす花瓶がないことに気づきその日は買わないことにした
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