俺は疲れ果てていた、何かが心からごっそり抜け落ちた。
いや、抜け落ちていた。
誰かとたまに飲む酒、美味しくない、いや味がないということだ。まるで夢の中だ。
煙草も癖で吸う、もはや時間の垂れ流し。
二回駆け落ちして失敗した、何のことはないただ自分が未熟だった。相手を存分に傷つけて
煙草の快楽、酒の快楽、性交渉の快楽。
一見バカバカしいけれど、時にすがる。そういうものなんだ。
やぁ、こんなところで。
振り向けば公園で上司の人間、
悩んでる時によく背中を押してもらった。
だいぶ詰まってるようだね、でもわかるもんだよ皆には。
俺はわからない他人が何を何処でどうやって
わからないことだらけならせめて相手を信頼しよう、回るのは他ならぬ自分だから、腕時計に目をやったまだ午前十時前、静まり返った街を歩いて回る。
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