2010年12月30日木曜日

100m

空は晴れていた
空気は凛として自分の前に立ちはだかる
姿勢を低くしてみを構えた
頭の中で号砲が鳴る
飛び出した瞬間何かが弾けた
目の間に広がるトンネルのような空間
筋肉が軋みながら躍動する
周りにはだれもいない僕だけの空間
風を思いっきり切るのは最高の感触だった
次第に動悸が襲う
ゴール直前
何かが聞こえてきた
隣から誰かの息を吐く音
そうかこれは競争だった
心地よい疲れが肉体を包むとき
終わった瞬間だなと思う
結果のうれしさと今ここに全力を出した達成感
それが僕の100m

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