2008年2月16日土曜日

到達点 A

建物の中に入るとと突然光線と渦のような音が襲ってきた
エレキギター、ベース、シンセ、ドラム、DJ
それらが一体となってグルーヴを組みだしている
この生き生きとした目はこれだったのか・・・
クラブでダンスロックをしたいというビジョンは沢田には少しあった
そのリズムは鮮明で何者もとらわれる事を知らず踊らずにはいられない

リスナーが一体となって一つの場を作り出している
ライブハウスでは出来なかった芸当だなそれにもう俺たちは・・・
もう始まってるんだ
新しいジャンルに生きるかそれとも過去の音楽にしがみつく事か

ただ一つ思ったのはダンスは人間を解放する自由な運動
もっと自由に誰でも簡単にできれば・・・
踵を返しまたそのリズムに心を委ねた
いつか自分自身の音楽が間違ってはいなかった事に気付くのではないだろうか
自分がピンときたジャンルはいつだって蚊帳の外だ
それでもきらりと光る何かがある
可能性を信じたもの
自分の手にしてもいいのではないのか
まだ遅くはなかった
リズムマシンを背負った沢田はそれ以来のれる音楽を探究した
今度は受け手を主人公にも出来る
飽くなき探究心と限りない思いは続く

おわり

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