2011年1月20日木曜日

Full campus

はぁ
溜息って幸せが逃げている証拠だな
掲示板を覗きながらつぶやく青年
大学構内の冷たい冷たい風に吹かれ

やりたいことって確かにあるんだ
でも
入ってすぐこんなんじゃなかったって思う
自分の下調べがまずかったのか
世の中を甘く見ていたのか
教授の話を聞くより独りでぼんやりノートで研究していたほうが
手応えがある

おい
肩をポンと勢い良く叩かれる
辛気臭い顔などしているとまた講義の途中に指名されるぞ

体育会系のノリなのにバリバリの研究者肌
名前は知らないがよく食事をする友達
大学ってたいていよく名前を覚える日まもなく席を一緒にする機会が多い

独りって寂しくもあるけどさなんか気楽で何かできそうな気がするんだ

馬鹿な事を言って、人は人からしか導いてもらえない
何も持たないってことはいつまでもその場所に立ちすくむのと同様なんだよ

今になっても議論は続いているのだが
結局人の輪にいることを選んでいる
人と居ることって悪くないなと思うことも最近有る

美しい道を選べたとき
隣にいた人を見て満足と感謝の意を捧げる

ともかくやりたいことってなんだろう?
真剣に向き合っているが未だに答えは出てこない
決して遠い未来に対する安定でも不安でもないんだ

ただ自分らしくありたい
そういうシンプルな言葉が出てくると
ちょっとだけプッと笑いが出てしまう。

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