レジで精算すると
いっそう自分の中に入ってくる気がした
その一つのライム
どんな場所にも相応しい匂い
私はそれを優しく握った
かえる途中でふと自分の感情に気づいた
まるで初恋の人と手を握って歩いてるかのように
私の感情を揺さぶられつつあった
ふと誰かに話しかけられた気がする
あなたに会えてよかった
私もそう思う
こんなに心が癒されたのは久しぶりだ
帰ると心なしか全てがきらめいてくる
そのうち匂いを嗅いでるだけではもったいなく包丁で輪切りにした
飲む水にしぼったり
焼いた魚にしぼったり
優等生のように化学反応を示す
人生落ち込むときもあれば元気な時もある
そんなとき誰が一番そばにいただろう
ひょっとして一番関連が薄いんじゃないかと思う人ものに限って自分を見てる
程度の差はあれ誰か、誰か自分の人生を知ってても平気だと思う
むしろ解ってほしい
幸せにしてあげる いや一緒になろう
自分にとって音沙汰の無かった果実ライム
究極を自分の最大のテーマだと教えてくれた
今の自分のきっかけを作ってくれた
そして一番近くに昔からいた少し意地悪で恥ずかしがりやで沢山の人間を救える人
これからもずっと近くに
0 件のコメント:
コメントを投稿