2008年3月12日水曜日

効果

通勤の途中昔は雑音のようだった雑踏は妙に自分とシンクロしている
職場にお土産をそう思い売り場で手頃な和菓子を買う

なんだか無駄な鋭気は消え人を優しくおしなべる気持ちが沸々とわいてる

電車はすし詰めだけど心のゆとりがあれば
世界は心の持ちようで変わる
たとえそれが小さかろうが大きかろうが

オフィス、会社、俺の居場所
おはよう
自分から挨拶が自然と出てくる
自然と自分に固執する人間はもういない
のびのびと楽しく
そんな言葉に近い自分の居場所

主任これから会議です
ついにやってきた自分を試す番が

俺は賭けに出た
プロジェクトを説明するのではなく自分の描いてきた夢を人生を熱く語る
駄目なら駄目でいいんだ

部長、社長、佐藤
みんな真剣な眼で自分を見てる
会議をする前に少し説明したい事があります
それは・・・・

会議は静かなどよめきで終わった
あいつにそんな考えがあったなんて
なぜ今そんな話題を
いろんな思いがみなに交錯していた

佐藤はいきなり俺に
表情はいつもと同じなのに中身が死ぬほど変わってましたよ
こんな初々しい気持ちは久しぶりだ
全力でこのプロジェクトを成功させますよ

一石を投じた俺は残業をする事を選んだ
何の事は無かった今まで自分が隠し持っていた実力を出せただけの事
しかし俺は幸せだ
忘れていた情熱、若かりし頃不完全燃焼で終わった情熱
取り戻せそうなんだ
その日は丁度12時を回った頃家路についた

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