2008年7月6日日曜日

自我

やはり今日も警戒されている
顔はやつれてきているのに気付かないのか
いくつもの命を犠牲に生きてきたけれども
既にわかった
断末魔の悲鳴
見ただけで恐れるような瞳

もうこれきりにしよう
命を奪うのはこれきりにしよう
俺は自我を持った肉食獣

たまたまそういう風に生まれただけだよと言ってくれた
あの補食した動物

変わってしまった何かが

似てる奴らはみな去っていった
自分の変わった価値観で孤独になるよりは良い
皆生きる事を望んだ

徐々に弱っても良いここで後は考えるだけだ







気がつけばいつもと違う部屋で寝ていた
道理でいつもとは違う夢を見るわけだ
そうか俺は実家に帰ってたんだ
香織からはあれから音沙汰が無い
言いたい事をぶちまけて絶交するんだろうと覚悟はしていたのだが
家を出て
白昼堂々と手をつないで歩くカップルを見て
女友達から恋人に発展する事はまず無かったなと後を振り返った
大切なのは彼女と男友達だ
歳の差に差異はつきものだけど
生きてる分自分をある程度把握できるだろう

食生活が一人暮らしだからでたらめになった
だから母親の手料理で精力をつけようと戻っていたのだが
つい泊まってしまった
家に帰るのが少し楽しみになったなぜか新鮮で待遇もいい
毎日とは言えずとも親の顔だけはしっかり確認すべきだと思った

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